2年制大学および5年制専門学校
16歳で義務教育を終えると、18歳までの3年間の中学校、高等学校、職業訓練校(農業、社会など)、社会人向けの夜間学校、通信制高校など、進学のための選択肢が用意されている。また、5年間の職業訓練を行う特別高等学校もあります。中等教育終了後、98.1%の生徒が上記のいずれかの選択肢を選び、進学している。これより高い数値は韓国だけで、中等教育卒業者の99.9%が進学している。
最近では、中等教育学校と高等教育学校を統合した6年制の「複合型」総合教育校も増えている。このような制度があると、有名大学への進学率が上がると言われており、年々入学者が増えている。また、最近では新しい傾向として、チームスピリットが希薄な学校(国際基督教大学高等学校など)も増えてきているようです。こうした学校の生徒の7割は、海外で日本人の両親と暮らし、そこで初等教育を受けた子どもたちです。
高校卒業を要件とする高等教育機関には、2年制大学、大学(学士号)、2年以上学ぶ専門学校などがある。学士号取得後は、修士号(2年)、博士号(3年)の大学院への進学が可能です。
日本企業の多くは、採用時に大卒であることを条件としています。2013年には、高校卒業者の50.8%(=半数)が受験に合格し、進学しています。一方で、進学をせずにすぐに就職することを選んだ人の就職率は97%と非常に高い。
専門学校は、必要な専門技術の供給源
日本の職業教育制度には、特定の職業に必要な職業能力を身につけるための専門機関(「職業学校」、正式には「専修学校」)がある。すでに高校を卒業した生徒が通うことが多い。専門学校では、調理や工学、農業だけでなく、デザインや語学も教えています。アニメやゲーム、映画俳優、アスリートなど、その対象は実に幅広い。例えば、モード学園ではファッション、メイクアップ、インテリアを学び、HALではコンピュータゲーム、CG、アニメーションを制作し、桑沢デザイン研究所では多くの才能あるデザイナーを輩出しています。日本の専門学校は増加傾向にあり、日本だけでなく海外にもその名を轟かせている。
ほぼすべての専門学校は、社会人になるために必要な職業訓練の卒業証書を発行しています。したがって、ある職業に興味を持った学生やOLは、結構多いので、本業と高専での勉強を両立させることができます。その人の本業で需要がありそうな職業であれば、雇用主が見習い期間の費用の全部または一部を負担する場合もある。