生き方を創る

ikikata

関心のあることを見つける

自分というものは知っているようで案外知らないことも多いものなのかもしれません。ちょっと興味がある程度だと思って手を出したことが、思いのほか面白くて一生の趣味や仕事になってしまうことは珍しくありません。シューレ大学ではちょっと興味がそそられることや、もちろん我慢できないほどやりたいことも取り組むことのできる場所です。ここでは、興味の強弱に関わらず手を出したい時に手を出せるということを大切にしています。好奇心を自由に羽ばたかせることのできる場所で、関心のあることにめぐり合いやすいように思います。

関心を深く掘り下げる

「ああ面白いなあ」と思っても、自分は経験もないし、知識も、才能も、強い意志も、興味もずっと続くかも自身が無いし・・・と思うと足が止まってしまいます。ここでは、結果はどうであれ、その時にやりたいと思ったらやりたいだけやってみることができます。興味のある分野で経験のある人に教わるなり、そのような人が周りにいない場合には関心のあるメンバーで調べ、学びあうところからはじめることもできます。物足りなくなってきたら、専門家の力を借り、腕を磨いていくということをやっています。プロが巣立っていった映像プロジェクトもそんな風に発展していきました。

関心のあることでお金を得る~パイロットプロジェクト~

興味のあることをいろいろ体験していくと、より専門的な技術、経験を得たくなったりします。そうやって関心を深めていくと、獲得した専門的な技術、経験を活かして金銭を得る体験をすることも経験したくなったりします。これをパイロットプロジェクトと呼んでいます。お金のために自分をすり減らすように働くのでなく、関心のあることでお金をどう得ていくことができるのかを実際的に経験することができるのです。現在、映像、デザイン、ホームページ制作、冊子・書籍の編修などがあり、パイロットプロジェクトからの収入で学費や生活費、あるいはその一部を賄っている学生もいます。

過去の縛りから解放される~生き方創造コース~

自分はダメだからいろいろできない、と人は案外決め付けていることが多いのかもしれません。自分がダメと思い込むのにも経過がだいたいあります。人との比較で惨めな思いをしたり、傷つくような体験があったり、人生のレールから外れるのではないかという恐怖に脅かされたり、そんな体験の中でコンプレックスや自己否定感を得てしまうことは少なくありません。自分を縛ってしまうような体験を正面から見つめ、人の中で話してよい話し方で発表していくことで、聞く人に受け入れられ、反応をもらい、その縛りが解体されていくということが生き方創造コース(講座)を中心に起きています。人は人の間で傷つき、人の間で解き放たれるのだと感じます。

こう生きて生きたいという生きかたを探す~ライフスタイル研究会~

小中高大そして就職という生き方が一般的に感じますが、そのコースしか生きていく道筋が無いわけではありません。しかし、なかなか身近に参考になるような生き方があるようにも思えません。シューレ大学では、「人はこう生きなければ大変」というような枠に無理に自分を当てはめるのではなく、社会のことを知り、踏まえながらも、「自分はこう生きたい」ということを考え、探すということを大切にしています。

国内外の生きたいように生きている人たちの生きかたを知るライフスタイル研究会はOBOGも参加する形で定期的に開かれています。合わない枠に無理に自分を当てはめるのでなく、まず、自分はどう生きたいのかをいろんな参考を見ながら探していっているのです。

起業・就職

シューレ大学では、自分が関心のあることを見つけ、その技術や経験を得るだけでなく、どんな風に働きということをしたいのか、どう生きていくのが自分にとって合っているのかも探していきます。進路はその先にあるのです。組織に職を得るのでも、起業するのでも、あるいはフリーランスや複数のわらじを履くのでも、自分はこう生きたいという価値観を元に進んでいきます。インターンやパイロットプロジェクトを通じて職場と出会うようなこともあれば、仕事の仕方を知って仲間と起業する人もいます。どちらにしても本人が望めばシューレ大学はそんな進路の創造をバックアップしています。

創造集団440Hzは映像、デザインを中心とした社会的企業です。人や自分たちが生きやすい社会を創ることに自分たちはどんな風に参画できるのかを意識しながら作品を作っています。他にも出版社や料理教室を起業したり、図書館司書やNPOの福祉職員として働いたり、と様々な職場で活躍しています。