2008.08.29[Fri]-31[Sun]シューレ大学特設シアター Shure university international film festival シューレ大学国際映画祭 生きたいように生きる

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この映画祭はロシア、韓国からの海外映像、公募作品、主催のシューレ大学の映像に加え、アクションドキュメンタリーを切り拓いてこられた原一男監督の作品上映と講演、原一男監督推薦の映像を上映します。それぞれの上映枠の後には制作者のトークセッションが設けられており、見て下さった方々とのやり取りができるようになっています。演劇の小劇場のようなつくりの手作りの特設映画館で粒ぞろいの映像をお楽しみ下さい。

スケジュール

※31日の最後に交流パーティーがございます。
※開場は上映開始時間と30分前となります。

上映作品紹介

原一男 作品
今回のイベントの特別選考委員である原監督の代表作「ゆきゆきて、神軍」の上映と講演会があります。

映画「ゆきゆきて、神軍」のワンシーン

ゆきゆきて、神軍

  • 31日13:30-15:30の回

1987年/122分/監督:原一男/日本語(英語字幕)

神戸でバッテリー業を営む傍ら「神軍平等兵」として活動する奥崎謙三。太平洋戦争ニューギニア戦線からの数少ない生還者である奥崎は、敗戦23日後に敵前逃亡を理由とする「上官による部下の処刑事件」と「食人事件」の真相究明のため、元上官らを問い詰める。必要とあらば暴力をふるうことも辞さない奥崎を果敢に捉えるカメラが印象的な、原一男監督の代表作。ベルリン国際映画祭カリガリ賞受賞。

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◆原一男 プロフィール

【写真】原一男映画監督。1945年6月8日山口県宇部市に生まれ、母や弟たちと居住地を転々としながら少年時代を過ごす。東京綜合写真専門学校中退。1972年、小林佐智子氏と共に疾走プロダクションを設立し、『さようならCP』を監督・撮影。その後の作品に『全身小説家』(1994年・キネマ旬報ベストテン1位・日本映画監督賞等受賞)、『ゆきゆきて、神軍』(1987年・日本A映画監督協会新人賞、ベルリン映画祭カリガリ映画賞等受賞)などがある。2006年から大阪芸術大学映像学科教授。

原一男推薦 作品
原監督推薦の若手映画作家によるドキュメンタリー作品

映画「アヒルの子」のワンシーン

アヒルの子

  • 30日16:00-17:45の回

2005年/75分/監督:小野さやか/日本語

映画学校に通う小野さやかは絶望の淵に立たされていた。兄に恋した私は汚い、両親に捨てられた私は生きる意味がない。トラウマへの固執によって、歯車が狂いだすノンストップアクションドキュメンタリー。家族という殻をぶち壊し、辿りついたその先は? カメラを通じて社会や家族の傷口をえぐり出し、観る者に肉迫した生を奮い起こす。オランダ、カナダ、国内外の映画祭で高い評価を受けた衝撃の問題作。

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海外 作品
自らの眼差しで自己と社会を撮るハジャセンター(韓国)、モスクワ国際フィルムスクール(ロシア)の作品

映画「ktx」のワンシーン

KTX-300kmを聞かせてくれた沈黙と喊声

  • 29日16:00-17:45の回
  • 30日19:00-20:45の回

2007年/22分/制作:haja Visual Rave/韓国語(日本語字幕)

2006年、KTX(韓国鉄道公社新幹線)の乗務員たちは「非正規雇用の拡大反対」と「職場での女性差別反対」を訴えるため、立ち上がった。ストを始めて7ヵ月後の10月。ソウルの中心地で「キャンドルデモ」を行うなど、彼らの反対運動は盛り上がりを見せるが、11月30日の国会で「非正規雇用に関する2つの法案」が可決されてしまう……!

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映画「Ghost girls」のワンシーン

Ghost girls

  • 29日16:00-17:45の回
  • 31日18:30-20:00の回

2005年/5分/制作:haja Visual Rave/言語なし

1999年10月、仁川(インチョン)にある非合法の酒場の火事で、約50人もの10代の若者が命を落とす痛ましい事件が起きた。亡くなった彼らの多くは自体生(不登校)である。同年ソウルに青少年の作業場「ハジャセンター」がオープン。2005年、「6年前、仁川で亡くなったのは自分だったかもしれない」という思いから、ハジャセンターの若者達は彼らの追悼イベントを開く。

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now printing

僕は人間だ

  • 29日16:00-17:45の回
  • 31日18:30-20:00の回

2008年/6分/制作:モスクワ国際フィルムスクール/ロシア語(日本語字幕、英語字幕)

劇で演ずる時には、普段見せない自分を全く見せないで演ずることは不可能である。しかし、自分には自信は持てないし、友人だと言っても、いや友人だからこそ自分を見られてしまうのは怖い。僕は役者だ。その前に、僕は人間だ。モスクワ国際フィルムスクールは映画表現を中核に学ぶもの主体の教育を実践している世界的にも珍しいオルタナティヴスクールだ。その映画は常に自己とつながる世界を見据えている。この作品は珍しく、日常の個人に焦点を置いた短編である。

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公募 作品
原監督と映画祭実行委員会選考による公募作品

映画「僕は学校を辞めます」のワンシーン

学校を辞めます

  • 29日19:00-20:30の回
  • 30日19:00-20:45の回
  • 31日18:30-20:00の回

2006年/16分/監督:湯本雅典/日本語

僕自身が2006年3月に26年間勤めてきた教師を中途退職するまでの1年半を記録したビデオである。僕の退職は本意ではなかった。僕は学校という職場が好きだった。しかし辞めざるを得ない事情が、僕におそいかかってきた。

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シューレ大学 作品
主催であるシューレ大学の学生による作品

映画「パロット・トレーニング」のワンシーン

パロット・トレーニング

  • 29日16:00-17:45の回
  • 30日19:00-20:45の回

2007年/38分/制作:シューレ大学・モスクワ国際フィルムスクール/日本語(英語字幕)

かごの中の小鳥を窒息させるものは何なのか。教育という「悪意の無い」社会機構の中でいかにしてかごの中の小鳥は生き残ることができるのかだろうか。インドの詩聖タゴールが簡潔に現代の教育の本質をついた寓話を、原作に忠実なオリジナル篇、現代ロシアの若者が描いた現代ロシア篇、現代日本の若者が描いた現代日本篇、の3篇のアニメーションで表現した。

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映画「土屋公献-平和と人権を守る弁護士」のワンシーン

土屋公献-平和と人権を守る弁護士

  • 29日19:00-20:30の回
  • 31日18:30-20:00の回

2008年/40分/制作:シューレ大学/日本語

弁護士法1条には、弁護士は人権と社会正義を守ると記されている。日弁連の会長も勤めたことのあるベテランの土屋公献弁護士にとっては、人権と平和を守るということになる。自分の死を見据えながらも、人権と平和を守るとはどのようなことを言うのか、それはなぜなのか。平和に固執せざるを得ない土屋弁護士の生き様に迫る。

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お問い合わせ先:シューレ大学
Tel 03-5155-9801 E-mail siff@shureuniv.org
※8月4日~24日はメールのみの受付となります

主催:NPO法人東京シューレ シューレ大学国際映画祭実行委員会
シューレ大学 Webサイト http://www.shureuniv.org/