スケジュール

            
8 28 14:30~の回 国内外のフリースクールの子ども・若者の映像作品の上映&制作者のトークセッション

この回のみ参加費500円

16:00~の回 キノシュコーラ・自由と革命の映画学校 冬の火(仮) マリコ―平和を求め続けた三代の物語

「キノシュコーラ」石本恵美監督、
「冬の火(仮)」高橋貞恩監督 トークセッション

18:30~の回 兄~おにい~ 自分と天道虫と首吊りの部屋

特別トークセッション「生と死を見つめる現代の映像」
「兄~おにい~」米田愛子監督、「自分と天道虫と首吊りの部屋」中村光男監督

8 29 14:00~の回 【羽仁未央氏追悼】羽仁未央さんが関連した作品やシューレ大学との共同作品の上映

羽仁未央氏の関係者によるトークセッション

16:00~の回 ヘイトスピーチ

「ヘイトスピーチ」佐々木航弥監督トークセッション

18:15~の回

特別講演「ヘイトスピーチから戦争・平和を考える」講師:辛淑玉

8 30 12:00~の回 ゆきゆきて、神軍(16mmフィルム上映)
14:30~の回

特別講演 原一男監督

16:30~の回 自分と天道虫と首吊りの部屋 兄~おにい~ キノシュコーラ・自由と革命の映画学校 冬の火(仮)

原監督から各作品制作者へのコメント

終了後~ 交流パーティー ※参加費別

*コマの中の作品は上映順ではありません。上映順をお知りになりたい方は事務局までご確認ください。

ゆきゆきて、神軍

原一男監督作品 アクションドキュメンタリーの金字塔!!戦後70年の夏に16ミリフィルム上映!

●8月30日 12:00~の回

1987年の日本映画界を震撼させた驚愕の作品。天皇の戦争責任に迫る過激なアナーキスト・奥崎謙三を追った衝撃のドキュメンタリー。神戸市で妻とバッテリー商を営む奥崎謙三は、たったひとりの「神軍平等兵」として、「神軍」の旗たなびく車に乗り、今日も日本列島を疾駆する。生き残った元兵士たちの口から戦後36年目にしてはじめて、驚くべき事件の真実と戦争の実態が明かされる…。平和ニッポンを鮮やかに過激に撃ち抜いた原一男渾身の大ヒット・ドキュメンタリーを、戦後70年の夏に16ミリフィルム上映!

監督・撮影:原一男/製作:小林佐智子/録音:栗林豊彦/編集・構成:鍋島惇/1987年/122分/16ミリ

「神軍」を深く知る! 原一男特別講演と新編集映像上映

●8月30日 14:30~の回 ※「ゆきゆきて、神軍」とは別の上映回になるため、続いて御覧になられる場合も別途参加費が必要です。

この映画のエピソードは、どれもドラマテッィクです。原監督はまるで去年撮った映画かのように、いきいきとお話しされます。今回の講演では、新たにこの映画祭にタイミングを合わせて編集された映像も上映もします。晩年の奥崎謙三が何を考えていたのか、原監督から始めて語られるお話は予想を許しません。

プロフィール:

原一男(はら・かずお)…映画監督。45年生まれ。72年、疾走プロダクションを設立し、『さようならCP』を監督・撮影。その後の作品に、『全身小説家』『ゆきゆきて、神軍』などがある。2006年から大阪芸術大学映像学科教授。

■原一男監督推薦作品

ヘイトスピーチ

●8月29日 16:00~の回

ヘイトスピーチとは、マイノリティに向けられた差別的言動、差別扇動である。在日特権を許さない市民の会(通称:在特会)と、それに抗議するカウンター。在特会の言動は「ヘイトスピーチ」なのか? カウンターは何に抗議しているのか? レイシズム(人種差別)とは? ナショナリズムとは? メディアなどがほとんど取り上げてこなかったこの国の事実を、学生が見つめたドキュメンタリー。

監督・撮影:佐々木航弥/2015年/80分/日本

戦後70年企画・特別講演 「ヘイトスピーチから戦争を考える」

講師:辛淑玉

●8月29日 18:15~の回 ※「ヘイトスピーチ」の上映とは別の回になるため、続いて参加される場合も別途参加費が必要です。

戦後70年の節目を迎えた今年、“平和”は危機的な状況にあると言わざるを得ないようです。今も各地でヘイトスピーチ(人種、民族、性的指向、性別、思想、職業、障害などの要素に起因する憎悪を表す表現行為)が続いています。平和は自分と人とが安心して暮らせるところにあるものだとすると、私たちの足元からその平和がゆれています。辛淑玉さんは日本各地のみならず、海外まで飛び回り、ヘイト行為に対しています。ヘイトスピーチから見える戦争と平和についての直言です。

プロフィール:

辛淑玉(しん・すご)…のりこえねっと共同代表、シューレ大学アドバイザー。東京生まれの在日コリアン3世。企業、自治体、教育機関からの以来で人材育成、人権・男女共同参画に関わる講演等を行う。阪神淡路大震災、東日本大震災等の被災地支援にも尽力。2013年、ヘイトスピーチとレイシズムを乗り越える国際ネットワーク「のりこえねっと」を設立。2013エイボン女性年度賞受賞。

■追悼企画

羽仁未央氏追悼上映&トーク

●8月29日 14:00~の回

羽仁未央さんが昨年11月に逝去されました。幼少期から父君、羽仁進監督の映画の出演、香港返還時の一連の報道、映画のプロデュース、テレビ番組などの映像制作で知られました。エッセイストとしてもご活躍でした。 羽仁未央さんと原一男さんはシューレ大学・映像プロジェクトの親のような存在です。この映画祭の前身となる「国際オルタナティヴ映像イベント」ではジェネラルプロデューサーとして全面的に支えて下さいました。羽仁未央さんは自由な発想で、つくりたい人の気持ちを原点にした制作ということを教えて下さいました。羽仁さんとシューレ大学にゆかりの映像を上映し、ご冥福をお祈りしたいと思います。

上映作品

■1997 Diary 制作:アジアチャンネル/香港/6分/

■つながっている空 制作:シューレ大学他:イスラエル・韓国・香港・日本・ロシア/10分/

■2002年 羽仁未央氏の講演映像 於:シューレ大学公開イベント/20分/

■生と死を見つめる現代の映像

公募作品の監督によるトークセッション

●8月28日 18:30~の回

今の日本には空爆も無ければ、自爆テロも無い。人の死の多くは病院にあり、死は生活から遠くなったとも言われます。でも、死は派手な格好をしていないけれど、もっと身近にまるでポケットに潜むように身近にあるようにも思えます。そして、同時に、生きているという感覚も死ぬかもしれないという感覚もどこかよその星のことのように、自分からはよそよそしいことのようにも感じられます。生きていることを感じるために手首に刃物をあてる私たちには、時には死ぬまで生き続けなければいけない刑に処せられているような感覚にも襲われます。若い世代が描いた、死のうとする女性のフィクションと筋ジストロフィーとなり生きようとする兄のドキュメンタリーという、一見まったく違った2作品から現代の若い世代が感じる生と死に向かい合う一コマとして企画しました。上映後、両監督にそういう今を生きる私たちの生と死について、語っていただきます。

お兄
米田愛子「兄〜おにい」
中村光男「自分と天道虫と首吊りの部屋」

作品紹介

シューレ大学作品

8月28日 16:00の回 8月30日 16:30の回

冬の火(仮)

監督:高橋貞恩  2015年 / 日本 / 3分

激しい吹雪の中、人間に追われ森の中をさまよう子鹿がたどり着いた場所には、焚き火があかあかと灯っていた。厳しさの中にふと現れる自然の優しさ、そして美しさ――時に奪い、時に慈しむ。相反する顔を持つ自然の姿を幻想的な筆致で描くアニメーション作品。

8月28日 16:00の回 8月30日 16:30の回

キノシュコーラ・自由と革命の映画学校

監督:石本恵美  2015年 / 日本 / 45分

1991年、ソ連崩壊のさなかに自由を切に求める若者たちが設立した映画学校、モスクワ国際フィルムスクール(通称MIFS)。「フィルムは動き、変化し続けるもの。それが私たちの核」と代表のオルガ・ケルツィナは言う。MIFSの子どもたちは今日も貪欲に、映画や演劇、アニメ制作へといそしんでいる。

戦後70年企画

8月28日 16:00の回

マリコ―平和を求め続けた三代の物語(新編集版)

監督:豊雅俊  2014年 / 日本 / 30分

1941年戦争前夜、日米関係が急速に悪化していく中、二人の外交官の間で交わされた「マリコ」という少女の名は、米側の態度を示す暗号だった。この女性マリコ・テラサキは、駐米外交官である日本人の父とアメリカ人の母との間に生まれ、太平洋戦争を生き抜いた。戦後は日米の「かけ橋」として、平和への活動を続ける彼女の半生を追ったドキュメンタリー。

公募作品

8月28日 18:30の回 8月30日 16:30の回

兄〜おにい〜

監督:米田愛子  2014年 / 日本 / 20分

うちは筋ジストロフィー患者である兄に対して、すごく興味があった。毎週末は友達と遊ぶし、旅行にもよく行く。病気ってことが嘘みたいにアクティブに過ごすことが多い。兄は、体の苦痛を訴えることはあっても、人生に悲観したような様子や言葉は一度も聞いたことがなかった。悲観することはないの? 絶望はないの? 将来のことは?

8月28日 18:30の回 8月30日 16:30の回

自分と天道虫と首吊りの部屋

監督:中村光男  2014年 /日本/ 15分

自傷行為として「首吊り」にふける女性。彼女の元に「首吊りの部屋」なる所から手紙が届く。その部屋で待っていたのは一人の男。男に導かれるままロープに首を通した彼女は、思いもよらぬ「生死の境」を体験する。

フリースクール部門

8月28日 14:30の回

国内外の子ども中心の映像表現世界!

フリースクール、最近ではオルタナティブスクールという言葉を聞くことは珍しくなくなってきました。でも、そこではどんな学びや表現が行われているのかはあまり知られていません。モスクワ国際フィルムスクール(MIFS)の映像作品はその表現力の高さから、充実した学びがあることを十二分に想像させます。「アキレウスと亀」は古代ギリシャの哲学者ゼノンの故事にアニメーションの原初的な手法を紹介するような展開になっています。「さくらんぼ学園」は親子で始めた小さなフリースクールの日常を紹介しています。「僕は僕でよかったんだ」はフリースクール東京シューレのOBOGへのインタビューを中心にフリースクールの歴史を描いたドキュメンタリーです。