原一男作品
原一男監督の督作品「極私的エロス・恋歌1974」の上映と、講演会。
「私にとって映画はコミュニケーションの方法」という原が、かつて一緒に暮らし子どもまでをなした女を追って沖縄へ行き、彼女が自力出産を行なうまでを捉えた作品。
「極私」の極致へと到達した未踏のドキュメンタリーとして、原一男の名を一躍知らしめた問題作。
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原一男 プロフィール
映画監督。1945年6月8日山口県宇部市に生まれ、母や弟たちと居住地を転々としながら少年時代を過ごす。東京綜合写真専門学校中退。1972年、小林佐智子氏と共に疾走プロダクションを設立し、『さようならCP』を監督・撮影。その後の作品に『全身小説家』(1994年・キネマ旬報ベストテン1位・日本映画監督賞等受賞)、『ゆきゆきて、神軍』(1987年・日本A映画監督協会新人賞、ベルリン映画祭カリガリ映画賞等受賞)などがある。2006年から大阪芸術大学映像学科教授。
Docu×Docu ドキュメンタリーという生き方
公募作品
原監督と映画祭実行委員選考による公募作品
三鷹市の「助産師と一緒に赤ちゃんと遊ぼう」に集まった初めてのお産をした女性(約40名)の声を集めたドキュメンタリー映画。新米父でもある監督が突撃インタビューした回答をその場で収録。「こども」という「新しい命」を懸命に受け止めようとする新米母達の話に耳を傾けることで、母から生まれた全ての人が、子育てを通して見えてくる「人間の営み」に思いを馳せるきっかけとなる作品。(塚田:プロデューサー)
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人は年を重ねる毎に、かしこくなっていくが、同時に余分なものを身につけ、動きづらく、生きにくくなっていく。生きるために必要なものって何だろう? なぜこんなにも生きづらいんだろう? 2006年から2010年の4年間、“生きること”について、監督が考えてきたこと、少しわかったことを、4年分のアニメーションで表現した作品。(小田)
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2008年7月4日から2009年8月12日までアジアを旅してきました。その旅は16歳の時に白血病を発生し、苦しみながら1年間の入院生活を送った私の想いの詰まったものでした。また、この旅も1年間でした。そしてその旅の中で私は毎日自分の顔のセルフショットを撮影していました。その写真を旅路に合う音楽とともに並べてみました。旅によって顔つきが変わっていく様子をご覧下さい。(大野)
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海外作品
DCTV(アメリカ)、モスクワ国際フィルムスクール(ロシア)、ミンドゥルレ(韓国)の作品
ブルックリンのベッドフォードで育ったテレンス・フィッシャー(19歳)は、7人の友人を銃で失った経験から、銃社会の問題をテーマにドキュメンタリーを制作し始めた。ところがそのさ中にテレンスの目の前で8人目の友人が警官に撃ち殺されてしまう…!
DCTV(ダウンタウンコミュニティテレビ)の若者向けプログラム、プロTVから生まれた渾身の一作。2005年サンダンス映画祭・審査員特別賞受賞。
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モスクワ国際フィルムスクールは机上で学ぶだけでなく、現場に身を置き現地の人やものに耳を傾け行動しつつ考えるという学びを特徴にしている。国内はもちろん必要とあればアフリカにも出かけていく。平和はこのフィルムスクールの大切なテーマの一つだ。ロシアは第二次大戦で最も多く戦死者を出している国だ。この映像はフィルムスクールの子どもたちによる第二次世界大戦についてのドキュメンタリーである。
- 8/27 19:00の回
- 8/28 19:00の回
韓国ではここ数年88万ウォン世代という非正規雇用で働く人が多い若者世代のことが社会問題になっている。日本円では7万円に満たない月給で働かざるを得ない人々である。イ・ハクミン監督はこの88万ウォン世代の一人ということになる。日本の取材も踏まえ、働くということ、自分の生き方を見つけるということを自らのこととして問うているドキュメンタリー映像。
- 8/27 19:00の回
- 8/29 18:30の回
シューレ大学作品
主催であるシューレ大学の学生による作品
ある青年が電車に乗っている。その青年の手には彼女へのプレゼントが抱えられていた。青年と彼女の誕生日は同じ時期にあり、明日は二人で誕生日を祝う事になっていた。
次の日の朝、青年の体は重くなかなか動けなかった。
- 8/28 19:00の回
- 8/29 18:30の回
平和部門
平和や戦争について考える映像作品の上映・従軍体験者を招いてのトークセッション
歴史学者の森井眞さんは太平洋戦争で徴兵されましたが九死に一生を得た。その後、明治学院大学学長に就任。歴史学の研究を続けながら、自らの戦争体験の中で得た人間の自由と尊厳についての考えを訴え続けている。
- 8/27 16:00の回
- 8/28 19:00の回
2000年、太平洋戦争中に夫を日本兵に連行された未亡人女性にフィリピンで出会った事がきっかけで始まった「フィリピンと日本を結ぶビデオメッセージ・プロジェクト」。戦後60年以上経った今、被害者、そして加害者となった元日本兵がどのような思いで余生を過ごしているかをまとめた証言ビデオ。
- 8/27 16:00の回
フリースクール部門
フリースクールの子ども・若者による映像作品
国内外のフリースクールの映像表現を上映する部門。海外では、モスクワ国際フィルムスクールの、アジア系の少数民族の兄が自分のきょうだいを題材に制作したアニメーションをはじめ、アメリカからはIDEAというフリースクールのネットワークの若いスタッフがつくったデモクラティック教育の必要性を訴えるプロモーションビデオ、イスラエルのデモクラティックスクールの子どもが子どもの表情を生き生きと捉えた作品を上映する。国内では国籍にとらわれず子ども・若者の活動をサポートするたかとりコミュニティーセンター(神戸)から生まれたベトナムボートピープル2世の青年のミュージックビデオ、東京シューレから実写とアニメーションを組み合わせた短編映像を上映する。
