2018.12.22更新

「テンペスト」公演・役者インタビュー⑥

シリーズ「テンペスト」演劇公演・役者インタビュー

⑥山本菜々子さん

山本さんは、シューレ大学のOGで、現在はシューレ大学のOB OGたちでつくった社会的企業「創造集団440Hz」で、デザインの仕事をしながら、同じくシューレ大学 OGの松川明日美さんと演劇ユニット「劇団ふきだし」を立ち上げ、演劇活動を続けています。

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Q, あなたの役はどんな役ですか?
―大奥の御台所を追われた菊姫という役です。
追われる原因となった実の妹の杜姫とその相棒役である女帝亜絽曽(あろそ)を恨むことで12年間生きてきた人物です。頭の回転が良い人で、感情豊かな人でもあります。
今回はもう一つ、菊姫の妹である杜姫という役をやります。
杜姫は姉を妬んで生き続けてきた人で、自分はのし上がる事が出来ると信じてきた人で、良心を捨てて生きる潔さを持った人だと思います。
その潔さが面白いです。

Q, あなたはこの役を通して、何を表現したいですか?
―私自身がすごく人を恨み続けて生きてきました。その恨みに縛られて苦しめられてきたのですが、それがとても菊姫と重なるのです。周りの人からの心配や、自分だけではない、自分に向けられる愛情や他の人々の間の愛情を見ることで、その復讐にとらわれることから解放されたいと思うようになったのです。
菊姫を通して、同じように恨んで苦しんでいる人たちの解放の一助にならないかと思っています。
杜姫と菊姫をダブルキャストでやることで、恨み、呪い続ける生き方とそうではない生き方の両方を対比して描けるのではないかと思っています。

Q, みなさんに一言!
―拙いところもたくさんありますが、妾の人生の呪いをかけてやりたいと思いますので、ぜひ観に来てください!