2018.12.21更新

「テンペスト」公演・役者インタビュー④

シリーズ「テンペスト」演劇公演・役者インタビュー

①長畑洋さん

長畑さんは、自分自身の苦しさや切実なことをテーマにする「自分から始まる研究」を軸に、演劇、美術、映像などの活動に力を入れています!演劇では裏方の舞台監督をすることが多かったですが、今回は役者としても頑張っています!

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写真は2014年初演時のもの

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Q, あなたの役はどんな役ですか?
―僕の役は、かつて大奥を追われた元御台所の菊姫と将軍との間に生まれた息子・弥陀王という役です。血筋で言えば将軍の正統なお世継ぎですが、生まれて間もない頃に母共々、策略に嵌り大奥から追われ、流れ着いた無人島で暮らしてきたため、自分の生まれすら知りません。母と子だけの島で、優しく手厚く大切に育てられた世間を知らぬ、正真正銘の箱入り息子くんです。

Q, その役での頑張っているところ、見所
―この演劇「テンペスト」のお話の軸になるのは、弥陀王の母・菊姫が自身を悪辣な企みで大奥から、日本から追い出した妹・杜姫たちへの「復讐・恨み」そこからの「赦し」「和解」です。僕が演じる弥陀王はこの劇中で、とっても純粋な恋をします。純粋培養の箱入り息子だからこそできてしまう、てらいのない真っすぐで初々しい、相手を全て受け入れらてしまいそうな恋です。その恋の在り方、行方が菊姫にやがては影響を与える存在の一人になっていく、意外に大事な役どころです。「愛」と「恨み」「赦し」それらの関係、その意味を自分なりに表現できればと思っています。

Q, みなさんに一言!
―この「テンペスト」は僕がシューレ大学に入学して間もない頃に、同じ役で最初の公演をした、とても思い出深い作品です。当時は初の大舞台での役者で、思うようにやりきれないもどかしさ、心残りがいっぱいありました。その悔しさを抱えてずっと演劇を続けてきて、今回第10回記念公演でまた同じ作品の同じ役に再チャレンジできて、本当にうれしく思っています。前回より、もっともっと深めてパワーアップした、僕たちの「テンペスト」を見てもらうため、頑張っています!
ぜひ観に来てください!