2018.11.27更新

2018冬のひとことインタビュー企画③

【2018冬の体験入学・ひとことインタビュー企画③】

OB:信田風馬さん(株式会社創造集団440Hz)
あなたにとってシューレ大学とは?
シューレ大学の魅力は?

「シューレ大学には誰がきてもいい。ただ向き不向きはあるように思う。「自分の現状を変えたい」と考えている人はシューレ大学に向いている、とざっくり言ってしまいたい。

「現状を変えるにはまず足元から」という名言を残した偉人がいるという話は特に聞かないが、足元を見つめることの重要性に異論を挟む人はきっと少ない。シューレ大学に入学すると、現状を変えたい私の「現状」とは何かを探る作業、すなわち足元を見つめる作業が、私たちを待ち受けている。行為の動機や意図を何度も周囲に問われて、泣きたくなったりうんざりしながら、気がつくと足腰がしっかりしてくる、とまでは言い過ぎだとしても、まあだいたい気持ちよく立ててくる。

映画をつくりたい、演劇をしたい、ソーラーカーをつくりたい、絵を描きたい、不登校の研究がしたい、働けるようになりたい、家から出たい、何がしたいのかわからないがどうにかしたい、等々の動機と意図の背景を探りながら、いろんな人々とやりとりを繰り返すうちに、だんだんと現状が変わっている私に気がつく。それが思い描いた通りの変化ではないとしても、私が変わったことは認めざるえない。そして、「とにかく変わった」ことに対して納得がいくと、シューレ大学修了が視野に入ってくる、と私はざっくりと理解している。

もう一つ向き不向きの話をすると、ある程度気長に物事に取り組める人がシューレ大学に向いている。物事の結果が出るには時間がかかる。なかなか結果が出ないことにめげないこと、学歴として認められない大学に通うことに対する世間の風当たりに負けないことが重要になる。そんなとき「現状を変えたい」と考えている仲間たちの存在は大きな支えとなる。(ちなみに矛盾するようだが、シューレ大学には短気でせっかちもたくさんいる)

向いていない人はどんな人だろうか。経験的に言うと、世知辛い世間からひととき撤退するための宿り木を求める人に、シューレ大学は向いていない。シューレ大学に癒しを求めてきたのに意外と癒されず、怒ってしまう人を私は何度か見てきた。確かにシューレ大学には癒してくれそうな雰囲気がある。学生は真面目に学び、激しく議論を交わし、同時に十分にだらだらし、ふざけあっている。「よき学び場」と「よき居場所」の区別をつけることは容易でない。少なくとも言えそうなのは、シューレ大学の「癒され雰囲気」「宿り木的雰囲気」は、真剣に何かに取り組み、足元を見つめる事と表裏であるということだ。

何が言いたいか。この作文に与えられた設問は「あなたにとってのシューレ大学とは?」「シューレ大学の魅力は?」。

シューレ大学は現状を変えたい人の現状を変えることを促進する。そして現状を変えたい人の表現は、いつもパワフルで魅力的である。

主観的にはくすぶっている、あるいはくすぶるは言い過ぎだとしても満足がいかないあなたに、パワフルで魅力的な表現に取り組みたいあなたに、自分の足元を徹底的にみつめたいあなたに、シューレ大学をおすすめしたい。」

2018冬の体験入学に向けて現役学生・OB/OGへのインタビューをしています!
「冬の体験入学」(12/03(月)~12/07(金))の詳細はこちら↓
http://shureuniv.org/blog/2018/11/3423

<参考>秋に実施したインタビューもこちらからお読みいただけます。
→ http://shureuniv.org/blog/2018/11/3428